39歳 製薬メーカー勤務 男性 アパレルメーカー勤務女性との結婚
- yuko
- 2017年7月8日
- 読了時間: 4分

今回お話をお聞きしたのは、39歳でMRさんとして働いているSさん。
一時期、話題になりました震災婚のお話です。
―お仕事は?
製薬メーカーでMRをしていて、都内の病院をまわって薬の説明をしています。
妻はアパレルメーカーでブランド担当をしています。
平日は会社を出るのが20時くらいですが、
おたがい基本は土日休みなので一緒にいられる時間はゆっくり取れますね。
―出会いは?
共通の知人からの紹介です。
僕が2007年から広島に転勤になっていてのですが、
東京への出張もあったのと、実家も東京ということでちょくちょく帰ってたんです。
その時に、東京在住の彼女を紹介されて。
はじめは遠距離恋愛でした。
もちろん、広島でも婚活してましたよ。
ひとりの女性とかなり濃いお付き合いもしたんですが、ダメになって。
僕は期間限定の転勤だったので、いずれは東京戻る。
その方は広島が地元の人だったので、それが原因で破談に。。。
彼女と別れてからちょうど1年後に今の奥さんを紹介されました。
婚活してるって周りに言ってるのが良かったんですね(笑)
―出会ってどれくらいで結婚に?
お付き合いしたのは1年弱くらいです。
2010年の6月に出会って、翌年の3月にはプロポーズしていました。
紹介をされて、次に会ったときに付き合うことになって、
その後、月に2回くらいのペースで会ってました。
結局20回弱くらい会ってプロポーズになったかな。
少ないですかね?
ただ、遠距離なので、1回会うと週末はずっといっしょで、濃い時間を過ごしたと思います。
―結婚を決めたきっかけは?
実はもう少し付き合った後で結婚でもいいかな、とは思ってたんです。
ただ2011年の震災が起こって変わりましたね。
彼女は震災当時東京にいて、僕は広島。
僕は実家も東京だったので、震災3日後には東京に来ました。
その時の彼女の落ち込みようがすごくて。
相当まいってたみたいでした。
僕は震災当時広島にいたから、そこまで地震に対して実感がなかったんです。
でも彼女を見ていると、本当に怖かったんだろうなと。
彼女の不安をどうやったら取り除いてあげられるかなと考えたら、プロポーズしてました。
ので、次に会った時には「結婚しよう」って言いましたね。
付き合ってる間に、すでにお互いの両親には会ってはいたんです。
だから真剣に結婚は考えてはいましたが、
タイミングは僕が東京に帰ってきてからのイメージだったんです。
もし僕が震災当時東京にいたら、その時にプロポーズしてなかったかも。
僕も余裕がないだろうし、「お互い大変だよね」とか話してたでしょう。
タイミングってすごいですね。
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震災婚。周りに実際に存在しました!!
相手の不安を酌んで、相手を安定させてあげたいからプロポーズ。
こういう2人組って当時多かったことでしょう。
岡本も当時、東京にいましたが、確かに不安でした。
結婚してても不安なんだから、一人暮らししてたら、さらに不安倍増ですよね。
ただ、相手の頼りなさや、思いやりのなさが原因で
震災を機に別れたっていうカップルも多数いたのも事実。
不安な時って、だれかと一緒にいたくなる。
特に自分の力ではどうしようもない災害の時なんかは。
そして、相手の見えなかった一面が見えたりする機会でもあるんですね。
震災に限らず、不安になってる時に見えなかった一面が見えることって
日々起こり得ること。
余裕のあるほうが、不安を取り除いてあげるのは割と簡単なことかもしれませんが
お互いの余裕がない時に、今まで見えなかった一面をぶつけ合うことも。
それも含めて許せるパートナーであれば、本物認定できるんでしょうが。
なかなかむつかしいですよね。。。
余裕のないのはお互いさまと、片目をつむってやり過ごすのも
テクニックの一つかもしれません(自戒を込めて)
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震災婚のことをググってみた際にこんなネット記事発見。
随分前の記事ですが、
「おひとり力」のお話の流れで、女子一人の場合の震災心得があって
参考になりました。
























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